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| ●担当医プロフィール |
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田中 雄大
婦人科では、良性疾患・悪性疾患を問わず、患者様の立場に立ったきめ細かな
医療を目指してまいります。
特に、内視鏡(腹腔鏡・子宮鏡・卵管鏡)手術に関しては、最新の設備を充実させ、
2006年には日本産婦人科内視鏡学会、また2007年には日本内視鏡外科学会の
技術認定医の資格を受けており、今後も研鑽に努めてまいります。
<略歴>
1997年 慶應義塾大学医学部卒業
1997年 在沖縄アメリカ海軍病院インターン
1998年 慶應義塾大学医学部産婦人科学教室入局
2004年 慶應義塾大学医学部医学博士取得
2004年 大和市立病院産婦人科勤務
2006年 矢崎病院勤務
<資格>
医学博士
日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医
日本産婦人科内視鏡学会技術認定医
<その他の所属学会>
日本内視鏡外科学会
日本受精・着床学会
日本不妊学会
American Association of Gynecologyc Laparoscopists
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| ●産婦人科検診 |
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子宮頚癌検診、子宮体癌検診を随時行っています。同時に超音波検査も施行し、子宮筋腫・卵巣嚢腫などの女性特有の疾患の早期発見に努めております。
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| ●不妊検査・治療 |
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現在全国で約100万カップル、10組に1組の夫婦が不妊で悩んでいると言われています。当院では、今後不妊検査・治療を積極的に行って参ります。しかし、不妊治療と一言で言っても、さまざまな検査や、治療方法が乱立し、特にその多くは保険診療適応外となっている為、混乱を招いていることも事実です。
通常の場合ですと、精液検査や子宮卵管造影検査などの一般的な不妊検査を行った上で、タイミング指導や人工授精(精子を子宮内に注入する方法。ほぼ自然妊娠に近い。)を数クール行います。それで妊娠に至らない場合、体外受精の適応になることが多いですが、この体外受精は、1回の治療で数十万円の費用がかかり、又、頻繁のホルモン注射や採卵など、時間的・経済的な負担が大変大きくなります。当院では、こうした患者さまに対して、腹腔鏡・子宮鏡・卵管鏡などの内視鏡検査・手術を最大限に活用し、卵管閉塞・腹腔内癒着・子宮筋腫・子宮内膜症など、不妊の原因因子を可能な限り治療することで、極力「体外受精に頼らない自然妊娠」を目指します。
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| ●子宮鏡検査・子宮鏡手術 |
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子宮鏡とはファイバースコープを子宮口から挿入し、生理食塩水を子宮内に潅流させながら子宮内腔を観察する検査です。検査用の細い子宮鏡(軟性鏡)と手術用の太い子宮鏡(硬性鏡)があります。
(検査用子宮鏡)
スコープの直径が約3mmと非常に細くやわらかいので、検査に伴う痛みはほとんど無く麻酔も必要ありません。原理は胃カメラなどと同じです。不正出血を有する方、過多月経の方、不妊症の方などが対象になり、検査によって、子宮筋腫(内腔に突出する粘膜下筋腫)・子宮内膜ポリープ・子宮奇形・子宮体癌などを発見することができます。希望があればモニターで一緒に子宮内腔をご覧頂くこともできます。検査は毎週水曜日・土曜日の午前中に行っていますが、生理周期に合わせて検査を行うことが必要となります。
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| (子宮内膜ポリープ) |
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(正常の卵管開口部) |
(手術用子宮鏡)
電気メスが付随したスコープを用いて、検査で見つかった粘膜下筋腫、子宮内膜ポリープなどを焼き切ります。手術用の子宮鏡の場合、麻酔(全身麻酔または脊椎麻酔)が必要になります。手術時間は大体30分程度で終わりますが、粘膜下筋腫のサイズが非常に大きい時など、腹腔鏡手術を併用したりする場合もあります。非常に高周波の電気メスを使用するため、子宮穿孔や腸管損傷などの合併症が報告されており、慎重に手術を行います。
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| ●腹腔鏡手術 |
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腹腔鏡手術とは5〜10mmの非常に小さな傷をお腹に数箇所あけて、腹腔鏡というカメラを入れ、モニターに映し出された画像を観察しながら専用の手術器具を用いて遠隔操作で行う手術方法です(図)。腹腔鏡手術は1990年頃から日本でも普及し、現在では不妊症検査・卵巣嚢腫・子宮筋腫・子宮内膜症など、産婦人科のほとんどの疾患がその対象となっています。お腹を大きく切る従来の開腹手術と比べて、傷が目立たない、痛みが少ない、入院日数が短いために社会復帰が早くなるという利点があります。しかしお腹の中の状況によっては(癒着が非常に強い場合、出血が非常に多くなる場合など)、数センチの小切開を加えて腹腔鏡と開腹手術を同時に行ったり、手術の途中で開腹手術に移行することもあります。
腹腔鏡手術は"早く退院できる"、"傷が小さい"といったように、メリットが強調されがちですが、2次元のモニターを見ながら、遠隔操作による手術となりますので、高度な技術を要することもあります。当院では最新の機器を導入し、不妊症検査・卵巣嚢腫・子宮筋腫・子宮内膜症など、ほとんどの手術を腹腔鏡下に行っています。又、近年増加しているといわれている子宮内膜症は、重症化すると直腸・S状結腸などにも進展することがあり、こうした場合には腸の切除などが必要となることもあり、産婦人科医だけではなく、消化器の専門の医師と協力しながら手術を行います。
しかしそれでも以前の手術による高度の癒着などの場合には、開腹手術に切り替えることもあります。患者様には"腹腔鏡手術は万能ではなく、安全性を優先するために、開腹手術になることもありうる"と必ずお話させて頂くようにしています。開腹手術への移行率は約1〜2%程度です。
手術後は人にもよりますが、概ね術後3〜4日で退院される方が多いです。抜糸などは必要ありません。退院後は1〜2週間で通常の生活に戻ることができます。
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| (腹腔鏡手術の図) |
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| ●卵管鏡手術 |
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不妊治療のうち、卵管が詰まってしまったり、狭くなることで、卵子や精子が卵管を通ることができない、「卵管因子」による不妊症は、不妊症全体のうち大きな割合を占めています。卵管鏡手術とは、こうした「卵管因子不妊」の患者様を対象にして、カテーテルと呼ばれる細い管を経膣的に子宮や卵管に挿入し、内視鏡で卵管内の状態を確認したり、癒着を剥離して通過性を回復させる体に負担の少ない治療法です。手術は2静脈麻酔といわれる方法を用いて大体20分程度で終わります。通常の場合、1〜2日で退院できます。この卵管鏡下卵管形成術は、医療保険が適応されています(下図)。
(卵管鏡を子宮内腔に挿入し、卵管開口部に近づけます。)
(卵管開口部に卵管鏡を挿入し、カテーテルの風船(バルーン)を膨らませて、卵管の中へバルーンを進めながら閉塞・狭窄した卵管を広げます。)
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| ●手術実績 |
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(婦人科手術実績)(平成17年1月〜平成19年12月まで)(重複なし)
| 術式 |
平成17年 |
平成18年 |
平成19年 |
| 腹腔鏡下筋腫核出術 |
10 |
49 |
65 |
| 腹腔鏡下子宮全摘術 |
5 |
52 |
72 |
| 腹腔鏡下卵巣嚢腫切除術 |
9 |
30 |
52 |
| 腹腔鏡下子宮腺筋症切除 |
0 |
6 |
3 |
| 腹腔鏡下外妊娠根治術 |
1 |
13 |
14 |
| 腹腔鏡下虫垂切除術 |
0 |
2 |
0 |
| 膣式子宮全摘術 |
1 |
7 |
19 |
| 子宮鏡手術 |
0 |
22 |
18 |
| 卵管鏡下卵管形成術 |
0 |
3 |
34 |
| その他 |
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20 |
| 合計 |
26件 |
184件 |
297件 |
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